職場・会社のコミュニケーションの中で、困ることはないでしょうか?例えば、仕事をお願いしたり、断ったりするとき。上司や部下に意見を言ったりするとき。
嫌われたらどうしよう?って、思って言えない、なんて経験したことがある人は多いと思います。
なかには、言えないことが心の中で溜まりすぎて、ストレスになり、落ち込むことが多いと感じている人もいるのではないでしょうか?
そんな方は、ぜひ、アサーティブコミュニケーションを学んでいきましょう。
アサーティブコミュニケーションって何?
アサーティブコミュニケーションは一言で言うと、自分も相手も大切にするコミュニケーションです。
自分も相手もいい気分になるコミュニケーション。
そんなのあるの?と、思った方は、次の会話を少し考えてみてください。誰にでも起こり得る例を考えたいので、生活の事例を取り上げます。
あなたは今、牛丼屋さんで、注文したものと違うものが来ました。さあ、どうする?
あなたは、混雑している忙しい牛丼屋で、牛丼(並)と卵を頼みました。しかし、5分以上待って出されたのは・・・
豚丼(並)と味噌汁でした。
あなたには、時間はありません。さて、どうしますか?
Thinking Time ~1分~
最初の言葉だけを考えてみてください。
いかがでしたでしょうか? あなたの言葉はどのようなものですか?
①「なんだよ、これ?」(相手を責めるような、感情的な言葉だったでしょうか?)
②「・・・」(何も言わずに、急いでいることを理由に、言いたいけど、言わなかったでしょうか?)
③「頼んだ牛丼(並)と卵とは違うけど、急いでいるから、これでいいです。でも正直、不愉快です。」
(事情と気持ちを率直に述べている)
さあ、あなたは、どのような言葉だったでしょうか?
①は攻撃型 ②は受け身型 ③はアサーティブと言われています。
あなたにとっては、どれが一番心地いい言葉でしょうか?
実際に口に出してみると、よくわかります。
心の中の状態を率直に言えれば言えるほど、心の中はすっきりします。そして、それは、相手を責めるような言葉ではないことに気付くはずです。
コミュニケーションで最も大事なのは、
自分も相手も責めないこと。そう・・・
心の中を誠実に表現すること。
これに尽きます。
この考え方がアサーティブコミュニケーションの原点になります。
もう少し、深く学びたい方は、ぜひ、入門講座、もしくは個別セッションにお越しください。
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